2009年05月

レヴィ=ストロース入門

小田 亮, ちくま新書(筑摩書房), 2000.

どうも以前から、「自分のようなエンジニアが考える『構造』と、構造主義における『構造』とは、なんか違うんじゃないか」と思いつつ、どこが違うのか分からず、微妙に悶々としておりました。本書では構造主義のというか、レヴィ=ストロースの言う『構造』とはどのようなものであるのかが簡潔明瞭に説明してあります。で、それが理解できているかどうかはまた別問題ですが。

しかし、本書を読んでみて、いろいろなところでバルトの言う『テクスト』的な事が有るのかもしれないなぁと思いました。神話の伝播や変換とか、著者が引用しているレヴィ=ストロースの言葉(例えば、pp.235-236)とか、そもそも「ブリコラージュも『テクスト』的だなぁ」などと思います。

その辺は、きっと研究された方が居るはずで、問題はどうやってその文献なり論文なりを見つけるかという方なのですが。万が一、そのあたりの仕事がされていないとしたら、困るなぁ。その辺りもどうにかならないと、本筋としてやりたい研究に辿り着けなくなるというか、その辺りの研究がされてると論拠をどうのこうのするのが非常に楽になると思っているのですが。

これで構造主義の勉強をおしまいにするわけではないので、またチラチラとあちこちを眺めながら,色々と構想を練っていきたいと思います。

企業セミナー

システムの構想自体は、もう7、8年くらい前から持ってた研究について、去年、それをやってもいいという学生が居たので、手をつけ始めました。7、8年前の構想としては、2つの別個の構想だったのですが、数年前から、両方一まとめにしたほうがいいかもと思っていて、良い機会なのでともかく手をつけ始めました。

この7年くらいの間(いや、もうちっと長いか)、そのシステムが活用する技術について、技術的進歩は原則的にありません。ですが、その技術面について私は詳しくないのと、産業界の様子がずいぶん変わっているようなので、ある企業主催の、その技術についてのセミナーに参加して情報収集をしました。

大変勉強になりましたが、ちょっと物足りないというところもありました。まぁ、参加者の主な対象を考えれば納得できますが。それでも総合的には参加してよかったと思います。技術者向けのセミナーではなかったので、物足りないという点も致し方ないかとは思いますが。

ただ、そのシステムを構築すること自体が目標なのではないので、どの辺りでそのシステムの開発を一旦休眠、あるいは裂く手間とかを減らすかが、結構悩みどころです。

ドメイン取ったどー

skoba.orgのドメインをlivedoorで取って、一緒にレンタルサーバも契約しました。維持費はドメインの方も合わせて年間13000円弱くらいでしょうか? これくらいならと思って、思い切って契約しました。

というのも、職場が変わることがありうるのですが、これまでの仕事の成果なんかを継続して保管・公開できる環境が欲しいかなと思っていましたので。

なんか久しぶりに、ドメイン取得とかレンタルサーバとか調べたら、結構安くなっていたように思います(勘違いかな?)。なので、この際と思い切ってgetしました。

そしたら、livedoor blog proの無料(?)チケットが送られて来まして、調べてみると、blogのURLを自分でgetしたドメインのところのURLに設定できるとのこと。なら、それもいいなぁと思い、livedoorでのblogも開設しました。別の無料blogにも少し記事は書いていたのですが、そっちはエクスポートできないらしいので、まぁ、捨てる覚悟で... なんか良い方法があれば、いずれそっちから記事を持って来るかもしれません。
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