2013年06月

After Earth

Jaden Smith, Will Smith主演, M. Night Shyamalan監督, Sony Picturres Enterteinment, 2013.

直球です。URSAとの対決に持っていく辺りも含めて。鳥さんの行動は謎かも。

地球を脱出できた人は一握りという設定のようですが、残った人はどうなったのか気になります。ほとんど災害でということだと思いますが。

なんとなく、アフター・マンみたいなのがあるかなぁと期待していたのですが、まぁ1000年じゃぁね。

でも、この監督の作品リストを見ると、結構好きなのがあります。ヴィレッジも捨てがたいですが、やはりUnbreakableが一番かな。

ネットと物覚え

インターネットによって物覚えが悪くなった:これって本当に悪いことなの?

携帯があるから電話番号を覚え無いし。漢字も、IME(EFP)があるから「なんかこんな感じの」くらいになってるし。

ただ、この2つは少し違う。漢字につても国語辞典や漢和辞典を持ち歩くとしても、電話番号を携帯で探すよりはいろいろな知識が必要だろう。

あとは、自分の頭のなかに入っているという気楽さ。入っているものでバックグラウンドで色々やっててくれて、寝る前は分からなかった問題が、目が覚めたら解けたとかある。

ネット頼みでも構わないけど、二層化が進むかもね。

一度目を閉じてみてください。自分の周りにある物の詳細なレイアウトを全て思い出せますか? ほとんどの人は全体的なアウトラインや、大きな物がどこにあるかを思い出せるだけで、詳細なレイアウト、物の配置場所は思い出せないでしょう。

できます。思い出すというのとは感覚的に違うけど

λ

他にも書けたり、同じようなことを書ける言語はあるけど。そういうのも含めてlambdaとか書けるとスッキリする。好きな順番で言うと、関数型、contatinative、手続き型かもしれない。正直Prologは未だに苦手だ。

アンケートの難しさ

以前にも書いたことがある気がすることに関連しますが。

まずTwitterのこちらと、中にあるリンク先を読んでください。

ロリとかありますが、そこは問題ではありません。ロリとかどうとか以前の話です。

アンケートを取るというのは、実は非常に難しい作業です。安易にアンケート用紙を作ると、大抵の場合、解答を誘導するようなものになります。加えてそれ以外にもいろいろと問題が出てきます。ところが、役人も事務方も、そして研究者の多くも、アンケートを作ることの難しさを分かっていません。

以前、職場で取るというアンケートがおかしいので、会議で指摘したところ、上部委員会で認められたものだからここでも認めて欲しいという返答がありました。まぁ、その時には出席していなかった方が、集計を見るときに、「こんなアンケートをとったのか?(こんなの意味が無い)」と指摘していましたが。

つまり、役人も事務も、研究者の多くも、アンケートをとったということが重要であって、中身はどうでもいいわけです。むしろ、積極的に誘導とかをしたいくらいかもしれませんね。だとしたら、もっと質が悪いです。

まぁ、無知は罪ではありませんが、無知であることを自覚していないのは罪でしょう。で、無知を自覚していない人がいろいろと強かったりするわけです。弱点を自覚していないので、弱点を突かれても痛みを感じないわけですね。

プロジェクト

プロジェクトの最初の段階のプログラムはそろそろ書けそうな程度に設計できた。プロジェクトの一番最初の段階じゃないけど。一番最初のは以前にやってる。その成果(?)も今回使えそうというか、使ったほうが良さそう。他の準備も必要だけど、それはプログラムを書きながらの方が効率がいいかな。

プロジェクトの次の段階も一応の構想ができた。正攻法なら、論理で攻めるか、確率で攻めるのがいいと思うけど、論理で攻めるのは面倒だし、確率は、それを得られるだけのものが無いと思う。なので、ちょっと力技で試してみることにする。

で、困ったことに、次の段階を試した結果から今の段階にフィードバックが必要かもしれない。その辺りは柔軟にやっていこうと思う。

プロジェクトとしては、ある場所から出発して、ある意味一周して戻ってくる感じに設計してる。従来の工学的な目標ではないので、いろいろと言い訳を用意しておかないといけない。

Pebble

Pebbleの一般Pre-Orderへの出荷が始まったのか、すでに始まっているのかという状況みたい。

面白そうだけど、日本語に対応していないし(多分OS周りのアップデートですぐに可能になると思う)、基本的には受信+通知みたいだし。Pebbleからスマートフォンへの送信もできると思うけど。タッチパネルもマイクもヘッドフォンジャックも無いらしい。入力は物理的なボタンが4つあるだけみたい。

すっきりした設計とは言えるだろうけど。Pebble自身も計算機だから、独力いろいろできると思うけど。

でも、買ったとして、時計画面の切り替えだけで使うのももったいないしなぁ。ポテンシャルは結構あると思うのだが。1つアイディアはあるのだが、Pebbleを使わず、スマートフォンだけでできるし。

まぁ、Pebbleの一番の魅力は、e-Inkを使ってることによると思われる(CPUやクロックも当然関係するが)、バッテリーの保ち時間かな。一週間くらいもつらしいし。

上田人権人道大使

上田人権人道大使のシャラップがネットで話題になっているようです。

えービデオを見てください。

主義主張はともかく、「笑うのを辞めて(2013-Jun-14 18:47 変換ミスにより訂正)止めてください」、「何を笑っているのか?(おそらく、そういう場ではないだろという意味も含めて)」と言っています。

middle agesというべきところをmiddle ageと言ったから笑われているというところもあるかもしれませんが、言いたいことは伝わっているのでしょう。笑っているらしいですから。

その上で、「笑うのを辞めて(2013-Jun-14 18:47 変換ミスにより訂正)止めてください」、「何を笑っているのか?」と言われても、さらに笑っているのだとしたら、shut up!と言われて当然です。

shut up!で騒いでいる人にも、"Don't laugh!", "Why you are laughing?"が聞こえているはずです。

英語小ネタでの「shut up!は使わない」のような類としてネタにしているのだとしたら、そして"Don't laugh!", "Why you are laughing?"が聞こえていないのだとしたら、私より英語ができないんだから、少し勉強したらいかがでしょうと思います。

追記(2013-Jun-14 18:51) ==== BEGIN
ニュースを見ていたら、"Don't laugh!"を「笑うな!」と字幕になっていたので。

このエントリではあえて「笑うのを止めてください」と訳しておきました。命令形を使う場面は広く、単純に「〜するな!」とは訳せないからです。
==== END

グローバル人材って何?

ちょっと気になる記事を見つけたので。

グローバル人材「無理」…高校・大学生の半数超

「無理」と思われてしまうのは、そもそもグローバル人材とやらの定義(?)がおかしいからではないかと思います。

例えば、英語は読むことしか出来ませんという技術者がいるとします(最新技術に接する機会の可能性があるかどうかという話であって、この条件そのものも不要かもしれません)。その人が何か特許技術を開発したとしましょう。その特許は日本だけでなく、各国語に翻訳され提出され(翻訳や提出は人任せ)、各国で特許と認められたとします。さらに、その特許技術を各国の企業が採用したとしましょう。

さて、ではこの技術者はグローバル人材なのでしょうか、それと違うのでしょうか? 世界に影響を与えてますよね? それでもグローバル人材ではないのだとしたら、何か違和感を感じます。あるいは、この技術者はグローバル人材ではなく、翻訳や提出をした人がグローバル人材なのでしょうか(どっちが上とかという話ではありません)? だとすると、やはり何かが違う気がします。

英語だのコミュニケーションだのは、どうでもいいか、無いよりはあった方がいいよね程度の話ではないでしょうか? それよりも、何ができるのかが問題なのではないでしょうか(もちろん、英語ができること自体が、「何ができるのか」に相当する場合もあります)?

これも、問題設定が間違っていることによるものではないかと思うのですが、いかがでしょうか?

オブリビオン

(OBLIVION), Tom Cruise, 監督・原作・制作 Joseph Kosinski, Universal Pictures提供, 2013.

のっけから違和感が。その後もちょこちょこ違和感が。でも、これは計画的な違和感です。

ただ、ラストシーンですが、これはどうなんだろうと思います。単純に、当事者として受け入れられるのもなのかが私にはわかりません。

なお、そもそも相手が取った戦略ですが、これはそういう状況になければ別の戦略をとっただけだろうということでしょう。

結構面白かったです。

ウェアラブルコンピュータの世界

ウェアラブルコンピュータで、物が出てるとか試作だとかでニュースで見たりするのは、まずはGoogle Glass。あとは、腕時計型だったり、手首につけるバンドだったり。それも、単独で動きそうなものもあれば(コンピュータに接続はできる)、スマートフォンとの通信が必要というものもあったり。腕コンとSmartWatch、それとGoogle Glassでは、腕コンの入出力機器という形で書いたけれど、本体はスマートフォンでもなんでもいいけど、とりあえず常に使用可能という条件が嬉しいなと思うと、耳に掛け型のイヤホンみたいなヘッドセットがあってもいいと思う。耳掛け型と言っているのは、やはりカメラが欲しいと思うのと、カメラをつけるとなると、ある程度角度を固定できる方がいいんじゃないかと思うのと、カメラから本体にどんどん写真やムービーを送るとなるとバッテリーがどれくらいの大きさのものが必要になるのか少し不安なので。耳にさすタイプのヘッドセットよりは、バッテリが重くなっても大丈夫そうかなという辺りです。イヤホンじゃなくて、ヘッドフォンでもいいですが。

入出力が腕時計ならばあまり問題にはならないと思いますが、メガネ型とイヤホン型の場合、ちょっと問題が起こる可能性があるかもしれません。すでにGoogle Glass禁止を謳った店があったり、Google自身がGlassでの顔認識は禁止と言ったりしてます。ですが、それとは別の問題です。ちょっと極端な設定をします。Googleでもどこでもいいのですが、ともかく使用者のいろいろな情報が集まっているとします。mailとか検索履歴とかToDoとかメモとかネットショップでの購入履歴とか。この情報は、ローカルの機器にあったとしてもサーバ(Google特定ということではなく、アプリ用のサーバもありえます)に自動的にアップロードされるものとします。GPSも常にONにしているとします。あと、ウェアラブル的なものなので、基本的に常に作動しているとします。

で、Google Glassが来年、一般販売らしいので、2014年を起点としましょう。

そうすると、うまいこと処理をすると、「ここを右折すると、あの服を売っています」と、使用者の好みっぽい服を教えてくれたりするかもしれません。服に限りませんが。あるいは、「本屋にあの本が入荷しました」とか教えてくれるかもしれません。そうすると、もしかしたら使用者の購買行動に影響を与えられるかもしれません。

ナビもしてくれると便利ですよね。そこで、ナビを機能させていると、使用者の購買行動に影響を与えられそうかどうかを含めてのナビをしてくれるかもしれません。

多分、その手の機能だとかアプリだとかの開発競争が始まるのではないかと思います。私の想像力の問題で、購買行動しか例が思いつきませんが、これは広い意味で考えると、コンピュータが使用者の行動に積極的に介入してくる、あるいは使用者を制御しようとしてくるという状況が起こるかもしれません。多分、1年くらい過熱するかもしれません。そうすると2015年です。

決定権は使用者にありますが、さすがにそういう状況になったら、「これは問題だろう」という世論になるかと思います。でも、サーバに参照を認める情報をうまいこと管理出来れば、便利なことは便利です。ToDoに、ある本の出版予定の随分前に「この本を買う」というのが優先度が高いとか、優先度は高くないけれども重要であるという情報付きで書いてあったとして、発売された時期に本屋の前を通ると、「この本がここに入荷しています」と教えてくれると便利だよなぁとは思います。

でも、サーバに参照を認める情報をうまいこと管理するのはちょっと面倒かもしれません。ToDoだけでも、個別に許可の有無を設定しないといけませんし。それに、使用者の行動に介入すること自体が問題だという意見も十分あると思います。

運が良ければ、2015年のうちにとりあえずどうするという結論がでるかもしれませんが、落ち着くのに1年かかるとしましょう。すると2016年になります。この時点で通知なりサーバによる参照なりを許可を設定できるようになるとします。

ですが、すぐにその手の許可を簡単にうまいこと設定できるようになるとは思えません。それでも頑張って設定をして使う人はいると思いますが、常時入出力可能な形のウェアラブル的なものは敬遠されるかもしれません。もし、企業などが諦めなければ、使用者にとって有益な条件をうまいことできるだけ自動で判断できるようにするための研究は続くと思います。それは、ある意味、使用者の意図を重視する技術といえるかもしれません。これに何年かかるのかは想像出来ませんが、とりあえず5年かかるとしましょう(1年でできるかもしれませんが)。すると、2021年になります。

その結果、2020年(※2013-Jun-07 22:48 単純な間違いにより訂正)2021年から爆発的に広まるかもしれません。敬遠されていたこととか、敬遠されることになった経緯から、なかなか広まらないかもしれません。とりあえず3年みときます。すると、2023(※2013-Jun-07 22:48 単純な間違いにより訂正)2024年です。

2015年の段階で順調に技術開発が進んで普及するか、それとも開発がうまくいかないか世論的なもので下火になって消えてしまうかは分かりません。復活するとして、2023(※2013-Jun-07 22:49 単純な間違いにより訂正)2024年というのは、「分からない」ことが前提での適当に出した年です。

なんてことを想像してみました。

この記事は私がtwitterでつぶやいたのを元に、少しだけ考えて書いたものです。
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