決意表明というわけではありません。山形大学のスタートアップセミナーのテキストのタイトルが「なせば成る!」です。

内容としては以下の通りです。

  • はじめに 大学でまなぶということ(計4頁)
  • 第1章 学びの技法(計8頁)
    • 文を書く際の原則など
  • 第2章 プレゼンテーションを学ぶ(計16頁)
  • 第3章 グループで学ぶ(計8頁)
  • 第4章 レポートを書く(計10頁)
  • 第5章 調査・情報収集の方法(計10頁)

大雑把には、プレゼンテーションについて比較的多めの紙幅が費やされています。しかし、内容的には第1章、第2章、第4章はある程度ひとまとめにして再構成したほうがいいように感じました。全体的な内容としてはどうなんでしょう? 内容についてのコメントは一応避けておきたいと思います。

ですが、やはり「理科系の作文技術」がベターかなと思います。時代の関係で読み替えた方がいいようなところや、漢字を使うか開くかを字面の白さで決めると言う偉い人にしか許されないようなことが書いてあったりしますが。もちろん、新書という紙幅の制約によると思われる、もっと詳しい説明が欲しいという箇所もあります。でも、やはりベターな選択かなと思います。

ある意味、理科系の作文技術をバイブル的に使っているので、最近の本ではどうなのかは知りません。なにか、これぞベストというものもあるかもしれません。とは言え、安価な新書で少なくともベターなものを購入できると言う点では、やはり理科系の作文技術の存在意義は大きいと思います。