退学率を読む(1)
退学率を読む(2) ともにYomiuri Online
ちょっといくつかの記事を読み直してみました。下衆の勘繰りで、「どうなんだろうという大学を持ち上げているのが基調かな」とも思っていましたが、まぁ必ずしもそういうわけでもないようです。
(1)より
>入試シーズンたけなわ。追い込みをかけるかたわら、
>もう一度問い直してほしい。なぜ大学か、と。
(2)より
>紹介したケースは、偏差値重視の志望校選びが学習意欲の喪失や
>退学に直結する怖さを物語る。偏差値は入試の難易度を計る
>物差しの一つにすぎない。「なぜ、 この大学か」。受験生はまず
>その答えを心の解答用紙に書いてから、入試に臨んでほしい。
まぁいいことかなと思えることも書いてあります。
世の中IT時代あるいはICT時代と言われるわけですが、検索エンジンで膨大な資料を手軽に検索・閲覧できる時代です。ただ、手軽に資料を得られるようになったことと反比例して、資料や情報に対する飢餓感であるとか、資料や情報を読みこなす技術というものが低下しているのではないかと感じています。
昔は今ほど手軽に資料や情報を得られなかったので、受験する大学を私自身が選ぶときにはそれなりに必死になっていました。後付けの話になりますが、以前のエントリで書いた文部科学省の国立大の格付けで、出身大学が上位に入るのも受験時にある意味予想済みでした(20年ちょっと前ですけど)。もっともあそこまで上位に入るとは思っていませんでした。
まぁ、でも出身校を見つけられたのは、半分かそれ以上は運でした。ただ、資料や情報への飢餓感などを持ち、何かをすることで、その手の運というのは引き寄せられると思います(自分褒めでちょっと嫌だなぁ)。
なぜ大学に進学するのか?
なぜその大学を志望するのか?
大学全入時代と呼ばれる今となっては、そして膨大な資料の海を目の前にした今となっては、これらの質問に答えを出してから志望校を決めるのは逆に難しいかもしれません。そして、これらの答えを出さずとも、無事に卒業できるかもしれません。しかし、大学進学を希望する人には、ぜひこれらの答えを出して、志望校を決めて欲しいと思います。
退学率を読む(2) ともにYomiuri Online
ちょっといくつかの記事を読み直してみました。下衆の勘繰りで、「どうなんだろうという大学を持ち上げているのが基調かな」とも思っていましたが、まぁ必ずしもそういうわけでもないようです。
(1)より
>入試シーズンたけなわ。追い込みをかけるかたわら、
>もう一度問い直してほしい。なぜ大学か、と。
(2)より
>紹介したケースは、偏差値重視の志望校選びが学習意欲の喪失や
>退学に直結する怖さを物語る。偏差値は入試の難易度を計る
>物差しの一つにすぎない。「なぜ、 この大学か」。受験生はまず
>その答えを心の解答用紙に書いてから、入試に臨んでほしい。
まぁいいことかなと思えることも書いてあります。
世の中IT時代あるいはICT時代と言われるわけですが、検索エンジンで膨大な資料を手軽に検索・閲覧できる時代です。ただ、手軽に資料を得られるようになったことと反比例して、資料や情報に対する飢餓感であるとか、資料や情報を読みこなす技術というものが低下しているのではないかと感じています。
昔は今ほど手軽に資料や情報を得られなかったので、受験する大学を私自身が選ぶときにはそれなりに必死になっていました。後付けの話になりますが、以前のエントリで書いた文部科学省の国立大の格付けで、出身大学が上位に入るのも受験時にある意味予想済みでした(20年ちょっと前ですけど)。もっともあそこまで上位に入るとは思っていませんでした。
まぁ、でも出身校を見つけられたのは、半分かそれ以上は運でした。ただ、資料や情報への飢餓感などを持ち、何かをすることで、その手の運というのは引き寄せられると思います(自分褒めでちょっと嫌だなぁ)。
なぜ大学に進学するのか?
なぜその大学を志望するのか?
大学全入時代と呼ばれる今となっては、そして膨大な資料の海を目の前にした今となっては、これらの質問に答えを出してから志望校を決めるのは逆に難しいかもしれません。そして、これらの答えを出さずとも、無事に卒業できるかもしれません。しかし、大学進学を希望する人には、ぜひこれらの答えを出して、志望校を決めて欲しいと思います。