Yomiuri Online > 大学の実力 > 偏差値でいいのか

>それだけに、本を通してきめ細かな学習支援に取り組む大学の姿を
>知り、「うらやましい」と感じた。

きめ細やかな学習支援と言っても、このシリーズで書いてあるようなことが本当に必要なのかどうかが疑問に思えます。教員に質問しに行ったことをことさら何かやったように書かれても、「どうなんだろう?」という感じがします。学生同士で徹夜でもして一つの問題の解き方、その考え方を考えるというようなこともあっていいのではないでしょうか。

大学では「教わる」というよりも、「考え方を身に付ける」という場所だと思います。そのためには、自分の脳みそを絞れるだけ絞ってうんうんうなる必要もあるでしょう。

「欠席するとすぐに呼び出され、渡されるプリントは千枚以上……。」(補習教育(2))。これなんて、教育支援と言えば聞こえはいいですが、「学生の一部は、自分で勉強しないし、できないよね」と、学生を馬鹿にしているようにも思えます。

「できたら褒める」(学習支援センター(1)学習支援センター(2))。褒めるのはいいですが、高校でやっているはずのことができても褒めているんですよね? 本文を読む限りではそう読めますが。これなんて、「大学生になる年になって、やっと高校でやっていることに答えられるようになったね」と、やはり学生を馬鹿にしているようにも思えます。

「相互支援(ピアサポート)体制の整備状況を尋ねたところ」(友だちづくり)。これにいたっては意味不明です。「君達は自分の殻から自力で出ることも出来ない奴だ」と言っているのと同じではありませんか。

しかし、それらの取り組みがマスコミで好意的に取り上げられているというのも事実です。正直、大学が増えすぎたのではないでしょうか(というと、自分のクビにもかかってきますが)。