Yomiuri Online > 大学の実力 > 就職状況(2)

>大学は就職予備校ではない。しかし、そんな現実を前に手をこまぬいていて良いのだろうか。

以前から疑問に思っていたのですが、この「大学の実力」の連載では、以前に書いた内容を参照するということはないのでしょうか? 学業にも就職にも役立つような教育をやっている例が過去に掲載されていたと思うのですが。まぁ、例えば課題解決型授業(1)とか。いや、そこでやっている内容には私としては不満がありますけど、やってるところはやっているわけです。そういうのを無視して、「手をこまねいて」云々と言われてもという感じがします。

文字数が限られているようなので、参照するのは難しいのかもしれません。しかし、参照などしないと、毎回適当に書いているように思えてしまいます。

そもそも、大学で講義を受け、自分で考え、自分で調べ、自分でレポートを書いてということをやっていれば、だいたいはそれほど無理なく企業が望む程度のスキルは身に着くと思います。学生は本当に自分で云々ということをやっているのか、そういうところの調査無しに、「手をこまねいていて」と大学の方の責任のように振られても、何を言いたいのかと思ってしまうというのが正直な感想です。あ、そうだ。総合自己評価のエントリも参照ください。