ちょっと次を見てください。
  • 宇宙の年齢: 137億年
  • 太陽の寿命: 100億年
  • 太陽系の年齢: 45.7億年
地球には、いろいろな元素があります。その元素は、太陽内での核融合によって作られたとされています。

さて、ある太陽系の寿命が、この太陽系の寿命と同じく100億年だったとしましょう(実際には太陽の大きさにより、ずいぶん違います)。また、現在の太陽系の年齢を宇宙の年齢から引いた結果を、切り良く100億年だとしましょう。そうすると、どういうことになるか。

非常に単純な計算でしかありませんが、この太陽系が作られるまでには、数字としては1世代の太陽系群があっただけということになります。あるいは、これまた大雑把な話としては、宇宙の中の太陽系郡の前には1世代の太陽系群があっただけという数字になります。

太陽は水素が集まって出来ます(他の物もいくらか入るかもしれませんが)。そして、Heを含む、より重い元素を作ります。

さて、ここで疑問です。この太陽系の中の地球型惑星(地殻などがあるもの、でよかったかな?)に必要な、重い元素が、1世代の太陽系で供給できたのでしょうか? あるいは、銀河系、宇宙中にあるであろう地球型惑星の材料を1世代で提供できたのでしょうか? それも、水素の集まって太陽になる過程で、運よく重い元素がその周辺にもうまい具合に存在するくらいに提供できたのでしょうか?

もちろん、初期の宇宙での太陽系は、いろいろな理由でこの太陽系よりも寿命が短かったかもしれません、その結果、もしかしたら、今のこの太陽系は100世代目近辺なのかもしれません。

でも、実際どうなんだろう。誰か教えてください。