(株) コナミデジタルエンタテインメント, 2012.

何をやってるんだと思われるでしょうが、研究です。でも、なんか職場に説明するのが面倒なので、ニンテンドー3DSとソフトは自費で先日買いました(Gyalaxy Tabを買った時で微妙に懲りてる)。んー、まぁ、職場以外でも、研究と言っても素直に「へー、そうなの」と言ってくれる人は少ないでしょうけど。

一応ですね、大昔にScena(シーナと読みます。「シナリオ」が語源です)とかいうシステムを作ってたりして。あ、ちなみに、これはDOS時代のjgawkスクリプトなので、現状のgawkでは動かないんじゃないかな。日本語文字列処理の関数名とか扱いを直せば動くと思いますが。んー、でも面倒。このScenaは、大昔にRPG Magazineで朱鷺さんが紹介してくださったこともあります。あ、その時はScena1とScena2とScena3が分かれてたのかな。公開してるバージョンはその後にScena1とScena2を融合させたやつだったかも。Scena3はちょっと発想が違ってて、アイテムや人のDBからシナリオ案を出すみたいな感じを考えていたのですが、開発が面倒になってそれっきりですね。で、それが続いて、こんなのをやってたりして。シナリオやスクリプト(台本)から話を作っていくとか、話を理解するとかがどうやって行なわれているのかに興味があったりします。New ラブプラスもスクリプトに応じて話を作ってく感じらしいので、一応現状の実用品がどういう段階にあるのかという参考です。

というわけで、恋人モードに入ったのでちょっと感想を。

作りこみが足りないというか、逆に作りこんでるからと言う方が適切とも思えますが、一日の中で時系列的に若干矛盾気味になることがありますね。CPUパワーやメモリ量の問題もありえますが。でも、グラフィックをあれだけ動かしてるとなると、CPUの方は問題なさそうな気がします。

ふーむ。物語を理解するという方に最近は興味の重点がありましたが、雛型から話を生成する方もまた手を出してみるか。理解するという方で読んだ本とかを参考にすれば、新しいアイディアが出ますね。研究ではそっちがどの段階まで行っているかを確認する必要がありますが。

まぁ、もちっと遊んでみます。何か新しいことがあったりするかもしれないので(もともとコンピュータ・ゲームはほとんどやらないので、既に微妙に飽きてる。購入の目的はほぼ果たせていると思いますが)。