知性化戦争のシリーズは好きなんだけど、今更ながら疑問が。作中ではうまいこと解決されてたかもしれないけど。

シリーズの短編では(単行本のどれに収録されてるか知らない)、どうもフィン(知性化されたイルカ)の方が先に着手されてたらしい。そうじゃないかもしれないけど。その短編の主人公が、廃棄されたイルカの知性化の研究所を偶然見つけて、「面白そうなことを見つけたぞ」的なセリフで終わるんだけど。まぁ、たまたま並行してチンプ(知性化されたチンパンジー)にもどこかで着手されてたのかもしれないけど。

で、その結果として、間を埋める話はないけど、フィンに任せた宇宙船がなにかとんでもない発見をして、てんやわんやって話がある。

さて、ここで問題。フィンが載ってる宇宙船の内部環境はどうなっているのでしょう?シリーズ中に書かれてたかもしれないけど、忘れたので、遊びで考えてみる。

まぁ、とりあえず、宇宙船内は水で満たすなんてのが思いついたりする。でも、その分、質量が増える。するとその分、宇宙船の航行というか加速に必要なエネルギーも増える。そこを解決できるエネルギー源があれば解決かも。

と思ったが、フィンは当然肺呼吸。水で船内を満たすってわけにはいかない。窒息しちゃうからね。でもまぁ、一応現在でも酸素を多く含有できる液体ってのがある。マウスあたりだと一応呼吸できてるみたい。ならそれでと思うが、それで船内を満たすとなると衛生上の問題が出てくる可能性がある。ヘタすれば、排泄物が混ざって肺に入る。この策はちょっと待った方がいいかも。

じゃぁ、水で満たしてフィンには酸素ボンベとマスクで呼吸を。…。いや、突っ込まないで。自分でもなんかおかしいと思う。

そもそもフィンに水は必要なのか?体重が重力で云々という話を除けば、水分補給とか体表の適度な湿気とか体温調節とかに影響するだろうけど、ともかく根本的な生命維持には水は必要ないんじゃないか?(水分補給は根本的だが。)てことは、そのあたりをうまくすれば、船内を水で満たす必要はないかもしれない。

てことは、基本的に人間用の宇宙船と同じで良いってことか?と、思うと、じゃぁ船内での移動をどうするんだってことになる。彼らの移動手段は水中に特化されてるから。空気を蹴ったって大した推進力は得られなさそうだしなぁ。

うん、なら船内を水で満たして…。始めに戻った。

そうすると、水で満たさず、歩行機械か、ある種の推進装置を使うか。どうせフィンに道具を扱わせるには義肢が必要なんだ。その延長と思えば。んー、歩行機械だとなんか結構負担が大きそうな気がする。重力は原始的な方法であっても0Gからある程度は作れて、体にかかる重さの負担はまぁ構わないんだろうけど。なんか心理的にストレスが掛かりそうな気がする。推進装置なら0Gでうまいこと調整できれば楽そうな気もするなぁ。まぁ、でも可能性の一つ(というか二つ?)としては残してよさそうな気がする。

あとは、ストレスとか言うと、水で満たしてフィンには酸素ボンベとマスクで呼吸をという馬鹿げたのが実は残ったりするのかなぁ。

衛生面がクリアされれば高酸素含有の液体ってのも残るけど。フィン自身の感情もからんできそうだしなぁ。汗臭いのを呼吸するのはやだみたいな。そこは軍隊式?にやるという方法もあるかもしれないけど、そんなので反乱されてもしょうがないしなぁ。

まぁ、地上に住んでる人間が宇宙に行くのも大変なんで、無理してフィンを連れていかなくてもってところなのかも。元も子もないけど。まぁ、そういうところをうまく設定した上で、そういう世界では何が起こるかってのがSFの楽しみだな。