俺が小さい時、近くの親族が集まって、俺の育て方をどうするかという会議をやったらしい。複数から聞いたから、多分あったんだと思う。

議題は、「才能を伸ばすか、人並みに抑えるか」。

親による解除に関して、親が資料として小学校2年生の時の通知表を送ってくれた。で、「抽象概念を充分扱うが、級友とのその点の違いで行き違いがある」というようなことが書かれてる。何をどう言ったのかは覚えていない。おまけに、俺は覚えていないけど、理屈で逃げ道をなくし、級友を泣かしたとかあったらしい。

で、会議では、「とりあえず、当面は人並みに抑える」ことに決まった。

「人並みに抑える」というのには別の面もあって、相手がだれでも敬意を払う用に仕込むことも含まれていた。小学校のその辺りだと、私なりの選別で、級友を幾つかに分けていたらしい。そういうことをしないないように育てようということのようだ。まぁそこそこの人当たりにしようというくらい。

おそらく、概ねうまくいったのではないかと思う。たまにコケてはいたけど。

まぁ、親というより祖母と伯父を信頼してたから、そんなもんかという感じで育ってきた。だが社会に出ると面倒臭い。馬鹿ばかりだから(両N先生は除外。某T, H, それともう一人の先生も除外。他にもバカから除外されるひとは多数いる。)

で、送られてきた通知表を見ながら、親と電話。
親:「そういうふうにしようと育てたがどうだったのかは分からない」
俺:「俺もわからない。だが、最近の職場の人の想像力や理解力のなさには嫌気がさしてる」
親:「人当たりよくとか、関連する条件はもう外してもいいかもね。じゃぁ、もうその条件は無いものとして。」
俺:「了解。何が変わるけじゃないし」

みたいなことがあった。親も歳だし、後付の条件が残っていたら、外しとこうというくらいだと思う。

で、効果。普段は別に何も起こりません。ですが、こないだ産業医の所に行った時には現れました。産業医がやっていることは、充分マニュアル化可能であり、医師でなくともできること。そこにその人がいる理由、あるいはその人でなければならない理由はまるでない。その辺りが気になっていった所、「でも法律でね」とか言ってました。なおさらつまらない人にしか見えませんでしたね。こちらは、少なくとも私は、私がやろうと決めたことをやろうとしている。そうなると私にとっては産業医の存在が矮小なものにしか見えてこない。こんな矮小な物に人間が人間の言葉を話しても通じないだろうとしか思えません。

何が変わったわけではありませんが、小さい時から頭の奥に突き刺さってた刺が取れるとこんな感じなのかもしれません。

まぁ、うちの親も歳なので、そろそろ早めにその手のものを回収しておこうと考えたのかも知れません。

でも、子供の時に「能力を抑制するように」決めるってのが、すでにおかしい状況。そうするくらい、酷いことを俺が言葉でなにかやったのかも。