, Hugh Jackman, Patrick Stewart, Ian McKellen, Jennifer Lawrence, James McAvoy, Michael Fassbender, Bryan Singer, 20th Century FOX, Marvel, 2014.

面白かったです。派手だし。Patrick Stewartも久しぶりに見れたし。エグゼビア教授とマグニートーも、Marvelの方だとどうかは知りませんが、実際には敵ではないという感じもあってよかったです。

ただまぁちょっと思わないところがないでもない。私は最近は基本的にタイトルの邦訳とかにはあまりものをいいませんが。今回はちょっとだけ。邦題は「X-MEN: フューチャー&パスト」となっていますが、これだと原題での副題「Days of Future Past」の意味とはまるで違ってくるかなぁという気がします。

「フューチャー&パスト」だと、「未来」と「過去」が並置されています。

原題の副題から切り抜くと「Future Past」。この説明は少しめんどくさいですが。ともかく「未来」と「過去」の並置ではありません。

観てもらえばわかると思いますが、邦題では失われている内容についての情報が、原題では盛り込まれています。

タイトルについては、GRAVITYでもちょっと思うところが実はあります。邦題は「ゼロ・グラヴィティ」でした。「ゼロ・グラヴィティ」だと宇宙の方に重きが置かれているように感じます。対して"GRAVITY"だと、重力そのもの、言い換えれば重力井戸に重きが置かれているように重います。まぁ重力井戸と感じるか、「帰還できてよかった」と感じるかの違いはあるでしょうけど。

なんにせよ、プロが練った邦題だと思うので、基本的にはあまり何か言うつもりはありません。ただ、原題の良さを失う邦題をつけてもどうなんだろうなと思うというところです。