飛び級というと、小学校の中でとか、小学校の途中から中学校へとか、中学校の途中から高校へとか、高校の途中から大学へとか、大学の途中から大学院へとかありますが。
どうも根本的に違うような気がします。そういうのがあっていいとは思います。ですが、それ以前に、小学校への就学年齢で小学校の3年生や中学校に入学させることを認める方がいいんじゃないかと思います。
というのも、単純に、「事物や言葉の間の関係」や、「抽象化、抽象概念の理解など」、ひとまとめに抽象概念の扱いの技能が、6歳かそこらだと、出来る人と出来ない人の差がとんでもないので。そういう状況だと、抽象概念を扱える人にとっては、正直地獄にしかなりません。
知 能テストで、結果は正規分布になると仮定していることとおもいっきり矛盾しますが、建前として、児童のスタート時の能力は同じという暗黙の前提があるよう に思います。知能テストの前提をそのまま表に出していいんじゃないでしょうか? 月並な言い方ですが、人それぞれに得意な事柄はいろいろあるわけですから。なので、それぞれの長所を伸ばせばいい話であって、例えば抽象概念を扱える小 学校一年生は我慢しなければならないという話は、それは違う気がするなあと思うわけです。